全体企画

全体企画概要

タイトルアウトリーチ2020年代!
日時8月25日 17:00-18:00
講師高梨 直紘 様
東京大学 エグゼクティブ・マネジメント・プログラム 特任准教授
天文学普及プロジェクト「天プラ」 代表
東京大学大学院理学系研究科天文学専攻博士課程修了(理学博士)、国立天文台広報普及員・研究員(ハワイ観測所)、東京大学生産技術研究所特任助教を経て、現在に至る。天文学と社会のより良い関係を探るべく、天文分野における知の循環という観点から統合的な研究活動を行っている。主な著作物に「一家に1枚 宇宙図」(共著)など。
世話人桒田敦基(東京大学D1)
内容2003年度の夏の学校においてとられたアンケートによると、8割ほどの学生が「天文学の普及」に対して興味を持っているが、実際に活動を行っている学生は一握りに過ぎなかった[1]。その後2005年には科学技術振興調整費により北海道大学、早稲田大学、東京大学に科学技術コミュニケーター養成プログラムが実施され、さらに今日に至る自然災害や感染症禍などを経て、日本における科学コミュニケーションの必要性は高まっている。特に、研究者には「研究活動の成果を国民へ還元すること、国民や社会に向けてわかりやすく発信すること」[2]、すなわちアウトリーチ活動の実践が求められている。一方で、アウトリーチ活動といっても何をすれば良いか分からない、アウトリーチ活動のために使える時間がないという意見があるのは当然であろう。私たちはアウトリーチ活動をどのように捉え、研究生活の中にどのように組み込んでいくべきであろうか。本企画では、大学院生の研究生活におけるアウトリーチ活動や科学コミュニケーションに関する理解を深めることを目標とし、招待講師を含めた参加者どうしの議論を行う。
[1] 2004年度 第34回天文・天体物理若手夏の学校 天文学と社会分科会ウェブサイト
[2] 日本学術振興会 遵守事項および諸手続の手引(令和3年度版)

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