天文・天体物理若手 夏の学校は、天文学・天体物理学を研究する若手研究者のために毎年夏に開催される合宿型の研究会で、2013 年度で 43 回目の開催となります。夏の学校の企画・運営は若手研究者で構成される事務局によって行われていて、今年は東北大学が中心となって事務局を担当します。この研究会は若手研究者が自らの手で研究を進めていく力を養うことを目的としています。研究発表を行うと同時に合宿生活の中で同世代の若手研究者と交流し、様々な分野の知識や考えに触れることは将来の研究活動において非常に有益なものになります。
第43回天文・天体物理若手 夏の学校の校長を務めます、中川恵介です。夏の学校も今年で43回目、さらには参加者は年々増加し、去年は400人に達したとのことで、これほど大規模な研究会は珍しいのではないでしょうか。そのような研究会が、天文分野に存在するということに感謝しています。それと同時に、この素晴らしい研究会を次の世代にも伝えていかなくてはならないと思っており、今年度は事務局のみんなで様々な新しい試みを考えました。より良い夏の学校にするために精一杯、努力いたしますので、皆様も存分に4日間を楽しんでください。私も今から楽しみにしています。
第43回天文・天体物理若手夏の学校 校長
中川恵介 (新潟大学大学院 自然科学研究科)
第43回天文・天体物理若手 夏の学校の副校長を務めます今田大皓(ひろあき)です。夏の学校の特徴は同世代の参加者同士で研究のことも、それ以外のことも議論できることにあると私は思います。このような機会を準備する側として、僭越ながらも関わることができたことを非常にうれしく思っております。そして、参加者あっての夏の学校です。400人という規模をほこる夏の学校から、参加される皆さんはすばらしい経験を得ることができるものと思います。皆さんにとってよき学校となるよう、努力いたしますのでよろしくお願いいたします。
第43回天文・天体物理若手夏の学校 副校長
今田大皓 (筑波大学大学院 数理物質科学研究科)
第43回天文・天体物理若手 夏の学校の事務局長を務めさせて頂きます、林航平と申します。昨年度は遂に400人の大台を超え、全国の天文・天体物理を研究している学生の皆さんに広く夏の学校が普及しているのだと実感致しました。今年度も多くの皆さんに参加して頂きたいと思っております。また今回の夏の学校では、様々な新たな対策を行うこととしました。これは、これまで以上により良い研究会にしていくためのものであると、皆さんにご理解頂ければ幸いです。最後に、夏の学校は全国の大学院生と議論・交流ができる唯一の場です。そこで得られるものは非常に大きいと思います。ぜひ皆さんには、ここでしか得られないモノを4日間で掴んで貰いたいなあと思っております。
第43回天文・天体物理若手夏の学校 事務局長
林航平 (東北大学大学院 理学研究科)