第42回 天文・天体物理若手 夏の学校
公募企画 採用企画決定 のお知らせ
11 月末までに行った公募企画の募集に対して 3 件の応募があったため、
12 月 15 日まで投票が行われました。
集計結果を発表致します。
A:みせてもらおうか、修士・博士の実力とやらを?(林 様): 102 票
B:大型低温重力波望遠鏡LCGT重力波天文学の幕開け(陳 様): 66 票
C:すばる望遠鏡 SuMIRe 計画で知る、巨大プロジェクトの全貌(志達 様): 69 票
上記より、採用企画は
「みせてもらおうか、修士・博士の実力とやらを?」
に決定しました。
投票にご協力いただきありがとうございました。
企画内容の詳細は以下の通りです。
企画名:みせてもらおうか、修士・博士の実力とやらを?
- 企画代表者:
林 隆之/東京大学大学院理学系研究科天文学専攻
- 共同提案者:
今瀬 佳介/総合研究大学院大学物理科学研究科天文科学専攻
高橋 安大/東京大学大学院理学系研究科天文学専攻
- 企画内容:
1990年代の大学院重点化以降,大学院生は急増した。
例えば、天文分野を例に見ると以前には100人程度だった夏の学校の参加者数はここ数年400人に迫る勢いである。
しかしながら現在、日本は少子化を迎え大学教員を始めとしたアカデミックポストは増える見込みがない。
我々、増えた大学院生(特に博士)は今後どうなるのだろうか?
本公募企画では、大学院重点化政策をレビューするとともに、院卒資格の社会の中での相対的意義を考える情報を提供したい。
具体的には、
-
院卒資格が一般にどう思われているのか調査を行うか講演を設ける(我々は社会から何を求められているか)
-
院卒後にアカデミックポストを含め職についた方を講師として招き、
大学院での研究経験が今の職業にどう繋がっているか(または繋がっていないか)
を考える(我々は何を身につけるべきか)
ことなどを考えている。
講演者によるパネルディスカッションを柱に据えるつもりである。
政策仕分けなどで大学のあり方が問われる中、今一度大学院の在り方について考える一助になると幸いである。
第42回 天文天体物理若手 夏の学校 事務局
事務局長 中村 輝石
分科会係長/公募企画担当 磯山 総一郎
問合せ先:ss12_koubo_at_astro-wakate.org
(※_at_は半角の@に直してご利用ください。)
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